あるようでないような世界の話
ご無沙汰しております。
過ぎ去ってしまったはずの夏が、たびたび忘れ物を取りに来るようで。
こっちとしては(勝手に)「また来年までお別れだ」なんて心を決めたのに、
偶然鉢合わせてしまって(これまた勝手に)気まずく恥ずかしい思いをしています。
季節の変わり目というのは、わりかし体調を崩しがちです。
最近僕としては、ほんのちょっとでも身体に異変を感じたら応急処置的なものを行うようにしてます。
たとえばちょっと風邪引きそうだなと感じたら、チョコラBB飲んだりとかです。
栄養ドリンクってこういう時に飲んで効くものなのだろうか。
体調ってどうしても自分でコントロールできない部分もあると思うんです。
それでも手の届く所はしっかりとケアしていくのがいいと思うし、僕の周りの人達には自分の身体を大切にして欲しいです。しっかり見てあげよう。
さて、今回は比較的得意分野でブログ書こうと思います。
題して「僕の好きな漫画をみんなにおすすめする回」。
漫画やアニメ好きなんです、実は。
いや全然隠してないけど。
僕の友達とか知り合いで漫画やアニメが好きだっていう人は、まず「この作品が好き」っていう芯のようなものがあって、その上であれやこれやと手を出していくというイメージを(勝手に)持っています。
だから一つの作品に関する知識が深い。それが羨ましい部分でもあるし、僕が漫画やアニメを「好き」だということが少し畏れ多い。
しかし、内容やらキャラやらの記憶が日々水で薄まってしまうような記憶力の乏しい僕にも、「この作品は(個人的に)良かった」というものがあるんです。
有名かそうじゃないかとか関係なく。
知ってるか知らないかだけで物事を判断してはダメですよ。
誰がこんな記事読むんだという感じですが、早速紹介していきまーす。
まず一つ目は、河下水希さんの作品「いちご100%」でございます。
知ってる方も多いかもしれないしそうじゃないかもしれません。
実は河下水希さんの作品で最初に読んだのは「初恋限定。」という別の作品です。
遥か昔に読んだのですが(後に単行本を買い直した)、その当時に衝撃を受けた絵のタッチが忘れられず、拙い記憶を頼りに辿り着いたのがこの「いちご100%」です。
とにかく河下水希さんの描く絵がバッチリ僕の好みだったので、スッと入っていきました。
絵のタッチが苦手で読めない漫画(アニメもそう)に出会ったことがある人、意外といるんじゃないでしょうか。
パッと目に入ってくる視覚情報というのは好き嫌いを(潜在的に)決めるにあたって大事な要素だと思います、詳しくはそういうの専攻してそうなうちのギタリストに聞いてみよう。
また、僕はマガジンやジャンプに連載されるタイプのラブコメやラブストーリーが好きなので、実際ジャンプで連載されていた当作品を好きになるのに時間は必要ありませんでした。
あんまりネタバレにならないように話すと、シチュエーション的には何人かの女の子が主人公をそれぞれ好きになっていく感じのやつです。よくあるやつ。
この作品における特徴としては、
・「映像」がテーマの作品である
・タイトルの「いちご」が作品の何処かに関係する
・男どもがいいキャラしてる
などが挙げられるかなあ。
恋愛に関わってくる登場人物がわりかし多いので、複雑な関係性になっていくのも面白いところです。
それぞれが描く感情の機微を読み手がどのように、どこまで補完するか。
まあ僕は読んでるその場でそんなこと考えてないですけどね。勢い大事。
この作品は、たとえば「ニセコイ」を(結末は置いといてストーリーの流れや関係構成を)楽しく読むことができた人などにおすすめできるかなという作品です。
あとは僕が個人的に至高の一枚だと感じている「初恋限定。」3巻の表紙の絵がめちゃめちゃドストライクな人にはぜひ読んで欲しいです。
逆にここで絵が苦手だなと感じた人は読みづらいかもしれません。
「初恋限定。」3巻の商品ページ下に貼っときます。
ここまで書いて思ったけど、いつもより長い文章をお送りしてしまっているかも?
いやでもGalileo Galileiのブログの時も長かった気がするからいいか。
二つ目いきたいと思います。
二つ目は、最近読んでおります中村勇志さんの作品「六道の悪女たち」です。
タイトルは「ろくどうのおんなたち」と読みます。
こちらの作品は、スマホで読めるマンガアプリ的なものでも配信されているとか(電子書籍系には疎いので詳しくは知らない)。
いやーこれもまた絵のタッチに癖のある部類だと思います。
ちなみに言っておくと本来僕は作者さんの絵のタッチで読む漫画を決めるタイプではないのですが、周りにそういう友達がいるのでもしかしたら一般的にはそういう傾向が強いのかな?と思い一つの基準にさせていただいております。
もちろん「初恋限定。」みたいにどストライクなものを初めて目撃した衝撃で選んだものもあるけどね。
バンドのフロントマンが書く記事の内容ではない気がしてきましたが、
そこはあまり気にしないことにします。
この作品はありそうでなかった(自分が無知なだけかもしれない)シチュエーションで、気弱な主人公が悪女ばっかりにモテてしまうという内容。
出てくるヒロイン全員が悪女で、しかもキャラ濃いめです。マシマシ。
そんな特殊なシチュエーションの中でもしっかりと主人公が成長していく姿を見ることができます。これまたTHE少年漫画。
ちなみに、こちらは週刊少年チャンピオンにて連載中です。
「六道の悪女たち」は、
・不良とか出てくる漫画が好き
・強い信念を持つ主人公が好き
・悪女が見せる可愛い瞬間が好き
・肉弾戦が好き
こういった方におすすめできる作品です。
不良とか悪女とか、やっぱカッコいいっすよね。
僕って何かと女性っぽいところとか多いのかもしれないなーとか思っていた時期もあったんですが、漫画の趣味としては思いっきり男の子だな!と今回のブログ書いてて感じました。
憧れは昔も今も変わらないなあと。
「六道の悪女たち」は未完の作品なので(既刊15巻かな?)、今後の展開にも期待です。早く続き読みたい!
今回の紹介はここまで。
まだまだ紹介したい作品はたくさんありますが一旦ブレーキ踏みます。
「いちご100%」と「六道の悪女たち」はなかなかメジャーな作品なのではないか?紹介するまでもなくみんな知っているのではないか?という考えも頭をよぎりましたが、
自分が素敵だと思う作品には有名かそうじゃないかとか関係ないし、
好きな作品はどうあれ人に勧めたくなってしまうものです。僕は。
ブログの終わりに二作品の商品ページリンク貼っときます〜
今回紹介した二作品とも「青春真っ只中」な作品なんです。
「いちご100%」は(記憶が正しければ)中学と高校を舞台にした作品、「六道の悪女たち」も高校を舞台にする作品です。
僕自身が経験した「青春」ではないけど、読んでいると確かにそこに懐かしさというものを感じるんです。
本当にあったかもしれない幾多の青春のうちの一つに憧れて、自分自身の影をそこに重ね合わせる。
その影は濃かったり薄かったり、人によって違いはあれど、僕たちはそうやって駆け抜けた10代を思い出す。
青春なんてなかった、思い出したくもない人もいる。
誰だって思い出したくない記憶がある。
漫画を読んでいるときくらい、都合のいい青春に憧れて、物語の主人公になっちゃえばいい。誰も怒りはしないし、そういうのが少年漫画の持つ味というものではないか。
良いと思える作品に出会えたことが幸せでございます。
僕たちも素敵だ!みんなに教えてあげたい!と思ってもらえるようなバンドになれるように積み重ねしていこう。
あといちご100%もっかい最初から読もう...
サブカル絡みでついでに言っとくと、
FGOやってるのでフレンドになってくれる方いたら教えてください...
連絡待ってます...
ではまた。もいもい。
いちご100% カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 河下水希
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/12/28
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る